必要な権限(詳細):スペース管理者
, 編集者
スマート書記では、録音した音声やファイルアップロードで取り込んだ音声を文字起こしすることができます。文字起こしは「自動で行う方法」と「任意のタイミングで行う方法」があります。ファイルアップロードの場合は音声データを取り込み後に文字起こしを実行いただく必要があります。
【任意のタイミングで文字起こしする方法】
1. 文字起こしのリアルタイム作成を[オフ]にする
任意のタイミングで文字起こしを実行する場合は、画面右側の[文字起こしのリアルタイム作成]のオン・オフの設定を「オフ」にしてください。録音だけしておきたい場合や、文字起こしが必要か判断できない場合、文字起こし時間を消費したくない場合は「オフ」の状態でご利用ください。
2. ドキュメントへ音声を取り込む
スマート書記で録音を行うか、音声/動画をアップロードして音声を取り込みます。
録音手順は「音声を録音する」、アップロード手順は「音声/動画をアップロードする」を確認してください。
3. 文字起こしの[実行]をクリック
ドキュメント画面右側に表示された文字起こしの[実行]をクリックすると、[文字起こし設定]画面が表示されます。
4. 文字起こしの設定を確認
[文字起こし設定]画面で、文字起こしを行う言語と、発話者数を設定します。
言語は[日本語]か[英語]が選択可能です。
正確な[発言者数]が分かる場合は、具体的な発言者数を指定します。不明の場合は[範囲で指定]でおおよその発言者数を設定します。
💡ヒント
[発言者数]を指定すると、指定人数に合わせて話者分別を行いますので、[範囲で指定]と比較すると分離精度が向上します。
会議の参加人数ではなく、実際に発言される方の人数を指定してください。
5. [文字起こしを作成]をクリック
設定が完了したら、[文字起こしを作成]をクリックします。
処理が始まるとサイドバーに「文字起こしの開始を要求しました」と表示され、処理の完了した文字起こし結果から順次表示されていきます。
なお、話者情報については文字起こし完了後に表示されます。
💡ヒント
「文字起こしの開始を要求しました」と表示された後は、ブラウザを閉じたり、端末をシャットダウンしても問題ありません。
文字起こし処理が完了すると、通知のメールが届きます。メールを受信したらドキュメントに戻って続きの作業を行なってください。
6. 文字起こし結果が表示されていることを確認
文字起こしの処理が完了し、文字起こし結果が表示されていることを確認します。
💡ヒント
文字起こし結果が表示されていない場合は、ブラウザの画面をリロード(再読み込み)してください。
【よくある質問】
Q:文字起こし完了までどれくらい時間がかかりますか?
A:ご利用環境にも多少影響されますので一概にはお伝えできませんが、目安として1時間の音源では20分程度お待ちいただきます。
Q:文字起こしが完了しません
A:文字起こし完了の目安は、1時間の会議であれば20分程度となりますが、ご利用環境によっては完了までに時間を大幅に超過することがあります。
また、文字起こしが完了しても結果がうまく反映されていないことが考えられますので、完了時間を過ぎても結果が表示されない場合はブラウザの画面をリロード(再読み込み)してください。
実行してから24時間経過しても文字起こしが完了しない場合は、「お問い合わせ」からスマート書記サポートへ連絡してください。
Q:文字起こし結果が表示されません
A:文字起こし結果が表示されない場合は次のステップを確認してください。
ブラウザの画面をリロード(再読み込み)してみてください。
それでも解決しない場合は、音声を再生してみてください。無音状態で録音されていると文字起こし結果は表示されません。また音質が著しく悪い場合もうまく文字起こしできないことがあります。
音声は再生でき、文字起こし結果が表示されない場合はスマート書記にお問合せください。
Q:文字起こしの利用時間が足りなくなったらどうなりますか?
A:任意のタイミングで文字起こしを実行する場合、対象の音声データの長さに対して残り時間が不足している場合は、文字起こしを実行できません。
また、時間が自動で追加されることはありませんので、不足した場合は以下のご対応をお願いいたします。
(リアルタイムでの文字起こしの場合は「リアルタイムで文字起こしする」を確認してください。)
管理者へ連絡し、文字起こし上限時間を増やしてもらう。その後、任意のタイミングで文字起こしを実行する。
翌月、文字起こし可能時間がリセットされるまで待ち、その後、任意のタイミングで文字起こしを実行する。
Q:文字起こしは途中でキャンセルできますか?
A:一度実行した文字起こしは途中で停止することができません。
間違って文字起こしを実行してしまった場合は文字起こしが完了してからドキュメントを削除してください。再実行したい場合は、文字起こし画面上部の「 + 新規作成」から1回(計2回)まで実施することができます。